すべり革修理の工程とは
2024/09/05
靴の履き口にあたる部分を「すべり革」と言います。
すべり革が劣化すると、靴の履き心地や見た目が悪くなるため、早めに修理しましょう。
今回はすべり革修理の工程について紹介しますので、参考にしてみてください。
すべり革修理の工程
①糸をほどく
すべり革・履き口部分の糸を、丁寧にほどきます。
この際、めくれている部分があれば同時に補修しましょう。
②革部分を加工する
剥がれ・破れをカバーするために、新しいすべり革を作成します。
すべり革の厚さがあるとうまく馴染まないため、薄く加工するのがきれいに仕上げるためのポイントです。
③ミシンで靴に縫い付ける
薄く加工したすべり革を、ミシンで縫い付けていきます。
作業中にすべり革がずれないようにするために、固定しながら行うとスムーズです。
④接着剤で固定する
すべり革を縫い付けた後は、接着剤を塗布して固定させます。
この時に、すべり革がシワにならないよう注意が必要です。
⑤形を整える
接着剤が乾いた後に、余分な革を切り落として形を整えます。
糸のほつれがないか確認し、不具合がなければ終了です。
まとめ
すべり革修理の工程は、以下の通りです。
①糸をほどく
②革部分を加工する
③ミシンで靴に縫い付ける
④接着剤で固定する
⑤形を整える
お気に入りの靴を長く愛用できるよう、修理へ出してきれいに整えましょう。
神戸市エリアで靴のすべり革を修理したい方は、お気軽に『つばめファクトリー』へご連絡ください。
予約から施工を自社で対応しておりますので、迅速かつ丁寧なサービスを提供いたします。